ウエノはすべてのステークホルダーの期待に応えるため、経営の健全性、透明性、効率性を確保しています。2006(平成18)年には「ウエノ・コンプライアンスポリシー」を整備。
法令や社内ルールの遵守、公正で透明な評価、情報セキュリティ、社会的責任を果たす活動などの行動規範を定め、「社員が持つ義務」「責任者の義務」「インテグリティ(誠実さ)上の問題の提起」「違反時の処分」などについて詳細なガイドラインを提示しています。
企業や社会、個人などステークホルダーとの相互関係を良好に調整し、違法行為などを監視するとともに、企業倫理をふまえ、
全役員や従業員の業務活動を方向付けています。
現在の取締役会組織を中心としたガバナンス体制の充実をめざし、経営執行力を強化していく方針です。
透明性のある経営をめざして企業情報の適時開示をおこなうことが、経営に対する理解を得るうえで重要であり、取引先や取扱メーカー、従業員、地域社会などのステークホルダーに対しては、適切な企業情報を迅速かつ正確、公平に開示していく方針です。
ウエノおよび産業界を取り巻くさまざまなリスクに関する情報について、グローバルかつ全社横断的・網羅的に収集・評価・対応をおこなう体制を構築していく方針です。また、情報セキュリティについては、営業秘密管理、個人情報管理などを全社横断的・網羅的かつグローバルに推進・監査する体制の構築に取り組みます。
従業員一人ひとりの多様な個性を尊重し、その能力を充分に発揮できる公正な職場環境づくりと、それぞれのキャリアを見据えた人事・人材育成に努めています。
信用こそがビジネスの基本。その信用を守る必要条件として企業倫理(コンプライアンス)を位置づけ、
本社・支店網が一体となって社会から信用される体制づくりに取り組んでいます。
これからの企業には、CO2などの温暖化ガス抑制、地下資源や森林資源の保全につながる活動を事業方針の重要な柱とすることが求められます。ウエノでは、「環境事業」のガイドラインを定め、オフィス活動、流通・販売活動のすべての領域で各種の省エネルギー・省資源活動を実施。地球環境の保全や地域社会の安全を確保するとともに、コンプライアンスの徹底を図っています。
原材料や部品、輸送プロセスに至るまで、製品に含まれる化学物質の管理の徹底が求められています。ウエノではそれらの要求に応えるべく積極的に取組んでいます。事業活動において環境負荷低減に寄与していくことが、私たちの目標です。
ウエノでは、経営の基本の一つに「顧客満足(Customer Satisfaction)」を据えています。営業部門だけでなく、サービスに関わる全従業員がお取引先企業の判断基準を軸として、クオリティの高いソリューションサービスを持続的に提供することを追求しています。